試験対策:漢字編

4級受験のための試験対策について、私の学習方法をご紹介します。
学習内容は大きく分けて「漢字の対策」と「苦手分野の対策」の二つです。

漢字についての対策

 4級の試験範囲には、漢字の字種、読み書き、同訓・同音異義語などが問われます。

 校正をしているときに、誤植を見つけたり、ある箇所だけ旧字体を使用している文字を見つけて指摘したりするためには、やはり漢字についての知識を深めることが必要だと思います。

 そこで、私の場合、次の方法で漢字対策をしています。

1 似ている漢字、間違えやすい漢字について知る

 校正に関する本に限らず、国語や漢字をテーマにした本には、似ている漢字や誤りやすい漢字について書かれた書籍が数多く出版されています。

 例えば、「異常」と「異状」、「回答」と「解答」などです。これらの字は、読み方が同じであるため、変換ミスが発生する恐れがあります。

 また、どちらの漢字を使うかは文脈で判断しなければならないのですが、これらの字は意味も似ているため正しい判断が難しいです。どのようなときにどちらの漢字を使えばよいのかを知っておくことが大切です。

 このような同音類義の漢字は、単語帳、ノートおよびExcelなどにまとめておくと、試験だけでなく仕事をするときにも活用できます。

 また、時々原稿に数箇所だけ旧字体の漢字を使用しているときがあります。漢字の形は似ているのによく見ると旧字体を使っていることがあるのですが、どの漢字が旧字体と間違えやすいか知っておくと、特にチェックするべき漢字を絞ることができるので読み間違いを防ぐことができます。

 たとえ、旧字体になっていても、間が文字を追うのに慣れてしまうと見逃しやすくなってしまうため、旧字かどうかチェックする文字についてはリストアップしても良いと思います。

2 漢字を読み書きできるようにする

 例えば「専問家」や「個有名詞」「喜こぶ」と原稿にあったとき、正しい漢字をしっかり覚えていれば、すぐに正しい漢字は「専門家」「固有名詞」「喜ぶ」であることに気づきます。

 このような漢字の誤りや送り仮名の間違いに気づくためには、まず、自分が正しく書けるようになれば良いと思います。「漢字を書けないけど読める」だと、「固有名詞」が「個有名詞」だったとしても、読むだけならそのまま読めてしまうからです。

 私の場合は、漢字検定2級に合格することを目標に勉強しています。せっかく学習するなら、目的と結果があると勉強がはかどるからです。

 2級合格を目標に設定したのは、実際に校正者として働いている方は、漢字検定2級合格者が多いためです。やはり校正者となるならこのレベルまで漢字の知識が必要だと思います。また、就職の際にアピールできる点も魅力です。

 漢字検定対策のために、書籍の問題集を解くのが面倒だという方は、ニンテンドーDSのソフトで漢字検定に対応したものがあります。私はDSを使って漢字検定の勉強をしています。この方法だと、スキマ時間を使って学習できますし、答え合わせが簡単にできるので便利です。